多分泣いてみてもダメだった。
 気づかれることなんてきっとなかった。僕自身にもあのこたちにも。誰にでも。
 知らないうちに触れてくるきみの言葉が好きだ。
 泣いてても知らないフリをしてくれる君がすごく好き。

 

 いうのは怖いというかとてもめんどくさいんだ。
 こころの中で自分の感情を怖がりながら時々やってくる優しい時間をゆめみてるんだ

 おんなのこたち ある子の独白