げろ

 


 特急電車でいったあなたのもとへ 走り込んだ特急電車へ 笑顔が震えた 降る降る 星と共に震えた 死んでるんだろっていって 頬を叩いた

 走り込むなんて無理だったくそみたいな現実 四分前に走り去ったバスと20分後に来るバスを睨み付けようにもできなくてなんてこの世のなかはくそなんだって叫び足したい気分ね 

 はや歩きのおねえさんそこどきそこどけおねえさん はいはいどくよちょっともまてない 風鳴いてんじゃねえよ いらつくだろう なんてやつあたり 

 しらない怖さがきたよ 君がきっとこわくて 何が怖いのかわからないんだ君の しらない恐怖がくるんだ 知らなかった 怖いのかわからないんだ 

 げろ げろ ばー 知ってるしらない子と目があって思い出して 意味がわからなくなるから気持ち悪い 気持ち悪い

 文字数が減るから 言葉のかずが減っていく そんなわけない 減らされてくんだ 肩がいたくて泣きそうになるんだ 泣いた君を笑ったのはそれ故です